皆さんはモデル式を活用されているでしょうか?

売上を構成する要因をモデル化することで、どこにレバレッジをかければ効率良く売上を伸ばせるか、あるいはボトルネックがどこにあるのかを視覚化することが出来ます。

作り方は簡単です。

EXCELに要因をカスケードし、掛け算/足し算の計算式を埋め込むだけです。

要因のカスケードはトリートメントフローなどから抽出します。

例として糖尿病のモデル式を作成してみました。

糖尿病あるいはその予備軍は成人の16%、そのうち治療を受けている割合は45%、そして治療継続率は56%と報告があります。

これらを用いて算出することで市場規模(患者数)が予測出来ます。

自身の担当エリアの人口は自治体のホームページなどで確認できるはずです。

市場規模が分かれば自社製品のシェア値(PATDAY推奨)や薬価などの情報により売上を推定します。

モデル化により売上の構造が視覚化出来れば、どこがレバレッジポイントか見えてきます。

市場を拡大するための啓蒙活動や、市場を維持するためにドロップアウトの抑制、シェアアップを図る、高用量プロモーションを行うなど幾つかの実行計画が明確になるでしょう。

意思決定のためのディシジョンツリーとしても応用が出来るかと思いますので一度チャレンジしてみてください。