MA製品別のドメイン取得数のデータを見つけました。
Salesforceの一強型市場をイメージしていましたが、実際には混戦のようです。
パレートでは上位5社が市場の80%を構成しています。
そのうち上位4製品が射程距離圏内に存在し、いずれもアタマ一つ抜け出すには至っていません。
トレンドで見ると上位2社が抜け出しており、シェア類型の推移は、このままの傾向が続けば、いずれ2強型、1強型市場を形成するものと思われます。
Salesforceは現状のシェアを維持することを第一に、安定させることが出来ればシェア拡大を図ります。
HubSpotは競争目標のBowNow、Adobeから7%のシェアを奪い、早急にSalesforceを攻撃目標にすることです。
ただ全体的には全ての製品が売上を伸ばしており、市場ライフサイクルは成長期によくみられるレース型競争のようです。
今後、HubSpotとBowNowがどのような戦略によって市場を拡大していくのか面白いところです。
一度導入したシステムを頻繫に入れ替えることはないでしょうから、早晩に成熟期から衰退期へ向かいゲーム型競争になることでしょう。
いずれにせよ、売上を最大化するためのマーケティングオートメーションです。
自社のMAが売れていないのでは顧客に対して説得力がありません。
一番売れているMAが一番売上を最大化するMAと言えるでしょう。