同じエリアに同業競合他社が参入した際に、脅威ではなくお互いのシナジーによって共に成長が可能かのように語られることがあります。

同じ新しい作用機序を持つ製品がまだ市場内に自社と競合一社しかない場合、同じクラス内で争うべきか、あるいは同じ患者群が対象となるセグメント内で争うべきか迷うことがあるかと思います。

判断のポイントは、自社、競合のどちらもが十分な利益を得るだけの市場規模があるか、あるいは共に売上を伸ばせるだけの成長期にあるかです。

もしいずれも満たさなければ競合を市場から駆逐しなければなりません。