マーケティングとは、見込み客を集め、その見込み客を新規顧客に育成し、その新規顧客が流出しないよう固定客として維持管理していく仕組みです。

では戦略とはどのように意味を持つのでしょうか?

戦略は、どの市場で、どのような顧客を対象として、どのような価値を訴求していくのか、すなわちSTPを決めることです。

STPとはマーケティングで対象とする見込み客の所在を定義することであり、マーケティングの上位概念に位置します。

STPは「必ず勝つ、絶対に負けない」フィールドであることが絶対条件です。

勝つか負けるかわからないプランは戦略とは呼べません。

様々な情報が点在する分散型データ基盤では、顧客の状況、競争の状況、自社の状況変化に合わせて柔軟に適応していく座標軸思考がもとめられ、意思決定には数学的思考が必要になります。

戦略を持たないマーケティングはただのファンタジーです。

マトリクス分析法は定量データと数学を用いたビジネスフレームワークです。