ビジネスを展開する上で商圏は非常に重要な成功要因です。
顧客が存在しない商圏では集客に苦労することになりビジネスが成立しません。
しかし実際には顧客が存在しない商圏でビジネスを開始してしまう例は少なくありません。
競合が居ないと喜ぶ人も中にはいるくらいです。
釣りをされる方は目には見えないが海の中には魚がいるだろうと期待して釣り糸を垂れていまることでしょう。
しかし魚がいない海ではいかに良い仕掛け、良い道具を使っても一匹も釣ることは出来ません。
もしこれが猟なら、鳥一匹飛んでいない空に向かって弾を撃つ人はいないでしょう。
なぜなら無駄だからです。
必ず顧客が存在する、あるいは顕在化したニーズがある、まだ潜在的ではあるが今後顕在化したニーズになる、など確信が持てる商圏で勝負すべきです。
それを知るためには外部環境分析、内部環境分析のプロセスが必須となるでしょう。
地域医療構想で不足している病床を知ることが出来ます。
もし新たに病床を増床するなら過剰な病床ではなく不足している病床を選択するのは明白です。