最近はWebサイトを訪れると「Cookieを有効に」と表示されることが多くなりました。

近年ではユーザー情報の取り扱いについては以前に比べとても慎重になってきています

営業/情報提供活動の一環として、顧客にメールを送ることがKPIとされている製薬会社も多いと思いますが、その際も承諾を得た顧客に対してのみメール配信を行うオプトインメールを行っているのではないでしょうか。

これはパーミッションマーケティングと言われるものです。

パーミッションマーケティングではユーザーの許可を得てから情報提供や営業活動を行います。

顧客の許可を得てからメールを送付するため、その場でゴミ箱に入れてしまう拒絶リスクを低くし開封率が高くなる効果があります。

デジタルによるプッシュ型の営業活動は、意図せず顧客に不快感を与えてしまう可能性があるため、そのリスクを最大限に下げ、企業の印象を悪化させない意図もあります。

さらにアクセス解析によって製品購入やサービス利用に繋がりやすいユーザーの情報を蓄積していくことができます。

しかし現実は多数の製薬会社から一斉にメールが送られてくるため、顧客が辟易している現状もあるようです。

MRによる販売/営業活動からデジタルへの転換はあまり急ぎ過ぎない方が良いかもしれません。