テレビや新聞を“オールメディア化”させた要因は何でしょうか?インターネットの存在は確かに大きな背景です。しかし、決定的だったのは スマートフォンの普及 でしょう。
インターネットだけでは不十分だった理由
インターネットはPC時代から存在していましたが、当時は利用者が限られており、利用時間や場所も制約がありました。そのためテレビや新聞を「常に持ち歩くメディア」として置き換えるには至りませんでした。
スマートフォンがもたらした変化
- 普及率の高さ:日本では成人の98%がスマホを所有しているとされ、テレビや新聞以上にリーチ力を持つメディアとなりました。
- 常時接続:場所や時間を選ばず、手のひらからインターネットにアクセスできる。
- マルチメディア統合:動画(テレビ)、ニュース(新聞)、SNS(口コミ)、EC(商取引)まで、すべてを一台で完結できる。
- 即時性と双方向性:受動的なテレビ・新聞と異なり、能動的に情報を検索・発信し、同時に共有できる。
結果としての「オールメディア化」
スマホは、テレビ・新聞・雑誌・ラジオといった既存メディアを 一つの端末に吸収し、常に持ち歩ける状態 にしました。これが「オールメディア」という概念の現実化であり、媒体の境界線を曖昧にした最大の要因です。
自民総裁選で賑わってますが、ステマ問題など、デジタルチャネルの選択は非常に重要です。総裁選の盛り上がりは、単なる政治イベントにとどまらず、 情報発信におけるチャネル戦略の縮図 とも言えます。企業が新製品を売り出す時と同じように、政治家も「どの媒体で」「誰に」「どんなストーリーで」伝えるかが勝敗を分けそうです。
