マーケットインの分かりやすい事例では希少疾患のように疾患はあるが治療薬がないマーケットをターゲットに製品を投入するケースです。

マーケティングが先行し製品が後追いする形です。

医薬品ビジネスでは製品開発が創薬にあたるかと思います。

希少疾患メーカーのビジネスプランニングのお手伝いをさせて頂いたことがあるのですが、生産量/売上目標のForecastの算出方法についてのご相談でした。

本来、マーケットインであれば対象患者数の推定による市場規模、自社のマーケットシェア、価格を予想して売上高が予想出来るはずなのですが、予めのマーケティングはそこまで詰められておらず、ロンチ後に自社の期待顧客の需要、新規顧客のポテンシャルなどから売上高を予測するPile Upによるマーケティングプランニングを行うというどちらかというとプロダクトアウトに近いアプローチでした。

実際にはプロダクトアウトかマーケットインどちらかに明確に分類し戦略プラン二ングを行うことは難しいでしょう。

自社の立ち位置と市場/顧客、競合他社を相対的に分析し戦略を立てることになるでしょう。