マーケットインについて触れたのでプロダクトアウトについても簡単に触れておきましょう。

プロダクトアウトは自社の強みを最大限に生かして企業側が作りたいものや企業方針に従って製品開発を行い、提供・販売していく考え方です。

予め市場/顧客のニーズが顕在化してはいませんが当たればブロックバスターも夢ではありません。

需要はあるがニーズはそこまで高まっていない疾病の治療薬が発売後にマーケティングによって顕在化していないニーズを掘り起こす事例は過去にもありました。

高脂血症や骨粗鬆症などの加齢や生活習慣に起因する疾患が効果的な治療薬の登場により臨床試験が進みガイドラインが策定され治療のスタンダードになるケースは記憶に新しいところです。