地域医療構想における機能分担では、その機能を拡張する施設、縮小する施設、転換する必要がある施設が生じます。

2019年に厚労省から全国の公立病院や日赤などの公的病院のうち、診療実績が乏しいなどと判断した424病院に統廃合を含めた再編の検討を求め、病院名を公表したのは記憶に新しいところです。

実際に私が担当していた施設でも入院機能を閉鎖し外来機能のみに転換した施設がありました。

つまり外来で使用する薬剤は増える可能性があり、逆に入院患者に使用する薬剤は処方が期待できなくなるということです。

これらの情報は卸MSや競合に頼らず、自ら積極的に取得していきましょう。