医薬品ビジネスのトリレンマ①で「協力」の例として既存薬の効果不十分症例へのアドオンあるいはスイッチをあげましたが、必ずしも製品に関するものとは限りません。

競合に勝つための必須条件として「戦力で上回る」があります。

昨今では珍しいことではないコプロモーションもそうです。

製品によっては競合する企業同士であっても利害が合致すれば個別の共闘を選択します。

検査や器機との共闘も可能性があります。

医薬品の提供には医師を介する必要があり、これまでは直接的なアプローチが困難であったエンドユーザーである患者に対しても治療サポートのためのアプリの提供などその距離は縮まっています。

既存の常識にとらわれず新しい視点で環境を見直してると思いがけないシナジーが得られるかもしれません。