コロナ禍で顧客との面会が困難となった多くのMRは在宅勤務をしながら営業活動を続けています。

医療機関への訪問が制限されている昨今ではデジタルツールは欠かせないものとなりつつあります。

Web会議システムを活用したリモート面談や、Web講演会などのデジタルツールを活用した情報提供活動を行っています。

「リモート×デジタル」で検索すれば数多くのDXプロバイダーの製品紹介がヒットします。

一方で、MRのオフライン営業が減ったことで新薬の口座開拓や新規処方の獲得においてインパクト不足も露見してきました。

コロナ禍や働き方改革によって、多くの知識集約型や資本集約型の業界でのリモート(在宅ワーク)が増えています。

お互いが在宅ワークであれば訪問型の営業スタイルよりもリモートでのは双方にメリットがあります。

しかし労働集約型ビジネスである医療機関の顧客は在宅ワークをすることは不可能でリモート化は必ずしも良い面ばかりではありません。

MRの訪問は顧客が身動きできないからこそ貴重な情報源となり得ます。

MRが面会できにくくなっているのと同様に、顧客側も外部との接触やセミナーなどに参加できない状況だからです。

そのような状況ではMRが提供する情報は貴重な情報源となります。

自ら身動きできない顧客にとって必要な情報を届けることで訪問営業の価値が高まります。

医療機関は受診抑制やコロナ感染による入院の紹介患者数の減少など多くの問題を抱えています。

ターゲット医師だけではなく経営に関わる方に、社会の変化や業界の動きなど、積極的に情報提供すると喜ばれるでしょう。