企業の利益追求が過度に進むことによる弊害があります。

顧客志向から販売思考へ、長期的視点から目先の利益獲得へ、人材育成や新規事業などへの投資が後退するなどです。

特に顧客志向から販売思考に主眼が変わってしまうとサービスの質が低下し、それにより顧客離れが進む悪循環に入ってしまいます。

利益を重視するには利益を確保できるだけの売り上げがあることが大前提です。

利益を追求することで却って売上が減少しては自分で自分の首を絞めることになります。

ドラッガーは「利益は結果であって目的ではない」と言っています。

売上を向上し、企業としての基礎体力を養うことが先決です。