本日、大型医療機器部門のエリアマネージャーを対象に、ある医療機器メーカーの社内研修実施の機会をいただきました。製薬企業以外のヘルスケア業界では今回が初めての取り組みでしたが、医療機器のビジネスモデルは医薬品ビジネスと根本的に共通していることから十分に応用が可能です。これにより、従来医薬品業界で用いられてきた戦略フレームワークを、医療機器業界にも応用できることが分かりました。

特に今回の研修で大きな収穫となったのは、「新医療」という業界紙が、医薬品業界の医薬品販売データベースと同様の市場データを提供しているという点です。医薬品販売データベースは、入手に年間数千万円から数億円のコストがかかるのに対し、このデータははるかに低コストで入手が可能です。これにより、DXS Stratify® の実践的な応用が可能であることが改めて確認されました。

医療機器は製品ライフサイクルが非常に長く、戦略も長期的な視点が必要になりますが、長期的になることで曖昧さや不確実性も高まります。

さらに、このデータは単一のメーカーの視点にとどまらず、医療機器業界全体を横断的に分析できる点でも非常に有用です。市場ポジショニングの評価、競争環境の分析、最適なリソース配分の決定など、戦略策定における大きな強みとなります。また医薬品のように毎月のアップデートも必要としません。

このような視点から、他の医療機器メーカーにもぜひ、同様の研修実施を検討していただきたいと考えています。データを活用した戦略的意思決定は、医薬品業界だけの強みではなく、むしろより複雑なビジネスモデルである医療機器業界においても競争力の源泉となり得ます。定量分析を活用し、マーケットセグメントの最適化や販売戦略の精度を高めることで、競争環境の中で優位に立つことができるはずです。

このアプローチに興味をお持ちの方は、ぜひご相談ください。医療機器業界におけるデータ駆動型の戦略策定を共に考えていきましょう!