図3

自社製品のシェア値を追加することで市場内での競争地位を推定します。

優先順位1位のIN病院は自社製品シェア値が42%です。

これは既に上限に達している可能性があります。

リソースを投入する割には見返りが得られにくいでしょう。

またT大学附属病院はシェア値14%と低くく、市場内競争地位は弱者であり、こちらも更に売上を上げるためには相当量のリソースが必要と推測されます。

むしろ、既に100%達成していますがS医療教育CやNM厚生病院、N医学附属病院のシェア値を向上するためにリソースを投入するべきです。

これらはシェア値が26%に達しておらず不安定な状況にあります。

100%達成している施設の中で4つも下限目標値に達していない非常に脆弱な状態です。

社内指標である進捗率が幾ら良いからと言っても市場内競争地位で弱者であれば、競合に売上を奪われてしまう危険性に常にさらされていることになります。

一番危ないのはそのリスクに気が付いていない、むしろ安心していることです。