こんなケースでは競争目標を見誤ることがあります。

イケイケパターン

3番目に市場参入し、競合製品Bを抜き、今やシェア2位の位置まできました。

トレンドの勢いもあって、イケイケどんどん、競合製品Aを抜いてやろうと思いがちです。

上位製品と勝負したくなる営業心理はとても理解できます。しかし戦略とは、必ず勝つ、決して負けないことが必須条件です。

射程距離圏外の競合製品に勝負を挑んでも勝てる確率は低く、また勝つためには競合を上回る多くのリソース投入が必要になります。

さらに下位製品とのシェア差が十分に開いておらず拮抗状態であれば、下位製品に足元をすくわれてしまうという最悪の事態も起こり得ます。

ランチェスター戦略の参考図書

実践、ランチェスター戦略 MR は戦略を持て
MR戦略向上研究会
パブフル
2019-02-13