
営業担当者とは良くも悪くも属人的な側面を持っています。
顧客のことは誰よりも自分が一番知っているという自負があります。
そのために本社や上司の指示に従わず自らの判断で行動する営業担当者が存在します。
営業管理職も元は営業担当者であることが殆どでしょう。
属人的特性の両者が経験値や感覚で話し合っても双方が納得する結論にたどり着くことは難しく、ポジションパワーに勝る営業管理職が押し切るか、顧客状況をよく知る営業担当者に軍配が上がります。
そのような状況の解決方法としてコーチングがあります。
しかし営業担当者に対するセリングスキル研修と営業管理職に対するコーチング研修はご依頼の多い研修ですが、最も定着が難しく成果が得られにくい研修であることも事実です。
では経験値や感覚といた定性情報ではなく、共通の指標や共通の言語となる定量的で客観性のある指標があったらどうでしょうか?
予測不能なVUCAの時代ではこれまでの経験則や感覚に頼った従来型の判断や意思決定が通用しなくなります。
数多くのデータが並ぶダッシュボードで営業担当者が最もトラッキング頻度が高いであろう売手データから競争環境を視覚化するマトリクス分析法は共通の指標、共通の言語となり得るパワーツールです。