戦力は兵力数と武器性能で決まります。
 
戦力とは総合的な企業力を意味し、人的要因と製品力によって決まります。
 
製品力に差がなければ、企業力は人員数の2乗に比例すると言われています。
 
昨今の人員削減によって減少した兵力数のデジタルへの置き換えが推進されていますが期待したような処方インパクトは得られていません。
 
特に医薬品ビジネスでは様々な法的保護と規制により極めて限定的な市場環境における競争が行われることになります。
 
市場の縮小により競争環境はレース型からゲーム型競争市場へと転換し、顧客、競合、自社の3Cの中でも競合の要因が大きくなっています。
 
すなわち競争市場で競合に打ち勝つことが持続的な企業成長に不可欠だと言うことです。
 
同一化を余儀なくされる医薬品ビジネスでは兵力数である経営資源の適切なアロケーションが求められます。
 
3C、それも競合を意識したアロケーション設定には市場規模だけではなく競争地位/競争優位性を加味する必要があります。
 
マトリクス分析法なら市場規模と競争地位/競争優位性を数値化および視覚化し、分析、戦略立案、トラッキングが可能です。