マーケティングプランが機能しないと悩んでいませんか?
 
もしかしたら「手段」のループにはまっているからかもしれません。
 
目的を実現するためのプロセスである「目的」「目的を実現するための指針」「目的を実現するための手段」においてマーケティングは「目的を実現するための手段」に位置します。
 
「目的」はKGI(重要目標達成指標)、「指針」はKSF(重要成功要因)、「手段」はKPI(重要業績評価指標)と置き換えることが出来るでしょう。
 
「指針」での定義を「手段」である具体的な実行計画に落とし込み、DMAICのサイクルを回すことになります。
 
そのため「指針」に対してではなく「手段」の結果に対してPDCAサイクルを回すだけでは「手段」を実行した結果に対する後追いとなりテイルチェイシングが起きます。
 
その結果、さらに「手段」に対するソリューションの過剰な投入を招きかえって不確実性を高める結果となります。
 
市場の成長に伴い売上を増やすことが出来た成長期とは異なり、市場縮小により競争環境が厳しい現在のゲーム型競争の医薬品市場では「手段」の上位概念である「指針」の重要性が高くなります。
 
マトリクス分析は「指針」を定量化、視覚化する手法です。