優先すべきはどちらか?

勿論、製品のライフサイクルのフェーズによって異なります。

新規市場参入期では口座開設を、成長期では市場拡大を優先します。

とはいえ製品のライフサイクルがどのフェーズにあるのか?

進捗状況は良いのか、悪いのか? 何らかの指標が欲しいところです。

顧客への浸透度の目安としてロジャースのイノベーター理論があります。

攻略の難易度に応じて、顧客分類とその割合が示されています。

自社の顧客を、製品の受け入れ状況に沿って分類し、その比率をロジャースのイノベーター理論と照らし合わせてみましょう。

イノベーター理論に近い割合なのか、まだ達していないのか、一つの判断基準となると思います。

ラガードは情報収集に消極的で面会やデジタルによる情報提供にも反応しない可能性が高くなります。

口コミなどによって攻略出来ることがあるので、Dr to Drの講演会などに招聘すると良いでしょう。

成果を得る確立が低いまま、いつまでも適さない活動にリソースを投入し続けることを避ける指標になると思います。