競争市場では競合が存在するために絶対値を用いた戦略プランニングを行うことが出来ません。

常に競合の戦略や戦力量を把握し相対的に自社の戦略・戦力量を決定する必要があります。

なぜならば競合に勝つことが目的だからです。

競合を意識しなければ、せっかく戦力を投入しても競合に対して十分でなかったり、逆に必要以上に投下することで無駄が生じてしまいます。

自社のトレンドに影響を与えている競合はどこなのか、視覚化することで把握しやすくなるので試してみましょう。

コロナウイルス陽性者数が過去最高値を更新しました。

しかし正確に状況を把握し対処戦略をプランニングするならば「陽性者数」ではなく「陽性者率」を見ると良いでしょう。

そうすればトレンドと相関関係が見えてきます。

PCRの検査の実施数のトレンドと、その他の動きには相関があるように見えますがいかがでしょうか。

オリンピックに伴い海外からの入国者が増えています。

PCRの検査実施数も増加しており、「陽性者率」では大きな違いは無いようです。

増加しているわけでは無さそうですが減少もしていないようなので根本的に戦略を見直す必要があるかもしれません。