医薬品市場の縮小とは裏腹にDXビジネスは急速に拡大しており、エムスリーの売上および営業利益の額が桁違いに大きいですね。

多くの製薬企業がこれらのサービス提供を受けているはずですが製薬企業は減収減益です。

MRに変わる有効なチャネルとして期待されていたはずですが期待した処方インパクトは得られていないようです。

多くの企業が「会える」「会えない」の軸で戦略プランニングを行うため、不特定多数を対象とした分散型市場に有効なマスマーケティングの手法を取りがちです。

売上を意識し、「必ず会わなければならない」顧客にどのようにしてリーチするかという観点が抜けています。

このアプローチ方法では「強者」の一人勝ちを招きます。

デジタル技術を活用したチャネルはツールであり、手段でありプロセスです。

MRであれ、デジタルであれ、チャネルにこだわらず伝えたいメッセージをいかに優先ターゲット顧客に届けるかが鍵となります。

ともあれマーケティングの上手さでは完全にDX企業が上手のようです。