日医工がメディパルHDとの資本業務提携を発表しました。

後発医薬品の計画発注・計画生産、物流・営業体制などの資本業務提携を行います。

これにより、後発医薬品国内最大手の日医工と医薬品卸最大手のメディパルHDの提携が構築されることになります。

激変する市場環境を見据えた後発医薬品ビジネスへの投資と新たな方向性を探るためと言われています。

日医工の総販売実績に占める取引卸の割合は、メディセオの21.1%、アルフレッサは14.6%、スズケン14.4%です。

資本業務提携は、お互いに業務面や資金面で協力する提携関係を築くための手法です。

提携先企業の株式を取得、あるいはそれぞれの企業が株式を持ち寄って提携関係を築く株式の取得という資本の移動が発生します。

元々、メディパルHDは日医工の株式を75万株保有しているほか、日医工もメディパルHDの株式を47万株保有するなど資本関係もあります。

この流れは必然でしょうか。