マーケティングとは売れるための仕組みを考えることだと言われます。

では、売れる仕組みとは一体どのようなものでしょうか?

マーケティング戦略と営業戦略の境目はとても曖昧です。

特に営業からマーケティング部門に異動になったスーパーMRは、元々ハイパフォーマーであり、センスと勘と経験で売ってしまうために、体系立てて売れる仕組みを作ることは難しく感じるでしょう。

ましてや専門的にマーケターとしての育成を受けていなければなおさらです。

ついつい自分の得意なMRとしての目線で考えてしまい、戦略というよりは何をやるかが中心のプラン、KPIばかり設定してしまいがちです。

しかし、競争市場には必ず競合が存在するため、戦略は常に相対的に策定されるべきものです。

特に昨今のように、市場環境が偏在し顧客ニーズが多様化する状況ではなおさらエリアに即した営業戦略が必要です。

自社製品のポジショニングを起点に、いかにして価値提供を実現するか、その工程が売れる仕組みと言って良いのではないでしょうか?