医薬品メーカーの中には医薬品卸との取引打ち切りをする事例が見られるようになってきました。

医薬品卸を自社製品のロジスティックスチャネル機能だと考えれば複数の医薬品卸チャネルは不要かもしれません。

しかし医薬品メーカーの「営業機能」は必ずしも機能していないように思えます。

MRの顧客との面会機会が減少する中で、「情報」だけではなく「医薬品」という形あるものを提供する医薬品卸には顧客との面会機会が変わらず存在します。

医薬品メーカーが進めるデジタルプロモーションであってもリーチ出来ない顧客が一定数存在します。

患者が多い忙しい顧客ほど面会は難しくメールを開封することも少ないと想像されます。

日常的に顧客と面会する医薬品卸は医薬品メーカーの強力な戦略パートナーとなりうる存在です。