社会に対して価値を提供し、その対価を得ることがビジネスの基本的法則ですが、その中でも医薬品ビジネスは最たるものと言って良いでしょう。

マーケティングミクスには、企業の⽬線でマーケティング戦略を考える「4P」と顧客視点で検討する「4C」の2つがあります。

これは別々のフレームワークで検討されることが多いですが、スライドのように実は目線の違いだけで同じことを分析しています。

また5Force分析や3Cでは競合を分析要因としていますが、同様に競合の定義を自社の目線だけではなく顧客の目線でも考えてみる必要があります。

顧客が処方している薬剤を確認すると思わぬ事実が見つかることがあります。

NDBオープンデータなど公開データなどで検証してみると良いでしょう。

医療・治療は必ずしも確立したものではなく、新しいエビデンスや知見の登場で大きくかわることも珍しくありません。

人は認知バイアスから逃れることが出来ません。

それを出来るだけ排除するためには可能な限り客観的な視点と定量的な分析を心掛けましょう。