コール数、メール送信数、Web面会数、開封率、これらは「計数値」、つまりCountableな指標です。
よってKPIの指標値として用いられます。
一方、KSFは「計量値」、つまりUncountableな指標です。
すなわちUncountableな指標であるKSFの進捗を確認するために、KPIではCountableな指標を用いているわけです。
では、コール、メール送信、Web面会、開封率などの適正値はどのようになるでしょう?
答えはKSFを達成するために必要な量ということになります。
KPIに絶対値はありません、相対的に決定する必要があります。
まず暫定的にKPIを決め、実際に活動をおこない、KPIの実施率とKSFの実現状況を照らし合わせることで検証、継続(維持)、修正(増減)のPDCAサイクルを回します。
重要なことはKSFを明確化することです。
その実現のために必要となる活動とその量を見積もり、KPIを決定します。
何のためにその活動が必要なのか?どのくらいの量を行う必要があるのか?
これらを明確にすることが出来れば実効性が向上し、目標実現の確立も飛躍的に向上するはずです。