パーミッションマーケティングの反対にインタラプションマーケティングがあります。
これは従来のマスマーケティングの手法で、消費者志向ではなく企業本位の一方的な手法と言われています。
顧客が必要としていない情報までも一方的に送り続けていく手法です、
インタラプションは英語で「妨害」という意味を持ちます。
顧客の許可を取らず、一方的に営業や広告を行うため、「土足マーケティング」と言われることもあります。
しかし、この土足マーケティングが無効かと言えばそうではありません。
皆さんもYouTubeや何かのコンテンツを視聴する際に冒頭にCMが流れることをご存知だと思います。
一定時間が過ぎればスキップ出来るため、最後まで見る人は少ないので意味がないと思われるかもしれません。
実際に5秒間のカウントダウンが表示され、視聴者は今か今かとその瞬間を待ちます。
そこに意図があるのです。
CMの冒頭の5秒に最も伝えたメッセージを含ませることで、視聴者は高い集中力でCMを見ることになるからです。
5秒を超えたCM部分に重要性はほとんどありません、オマケみたいなものです。
知らないうちに情報がすりこまれているなんて、なんか少し怖いですね。