ご存知のようにSWOT分析は市場環境を4つのフレームに分類し情報を整理・視覚化します。
ワークショップを行うと、全く書き込めない方もいれば、すらすらと4つのフレームに多くの情報を記載できる方もいらっしゃいます。
書き込めないことが悪いことではありません、また書き込めることが必ずしも良いことでもありません。
自分が既に持ち合わせている情報だけに頼っては非常に偏った分析になってしまいます。
情報はMECEである必要があり、もれなくダブりなく情報を出し切るためには先入観なくブレーンストーミングのように判断・決断せずに質より量を意識すると良いでしょう。
本来、ビジネスフレームワークを用いた分析は熟練したマーケティング担当者でも難しいものです。
必ずしも自信をもって正解と言える決断を導き出すことは困難です。
しかし根拠を持って第三者に対しても理論的に説明し理解を得るためには外すことができないツールです。