医薬品ビジネスのマーケティングプランニングの難しさは、患者と医師の2つの顧客が存在することにあると思います。

さらに小児では親の存在が加わることもあります。

また使用においてはインディケーションや情報提供の制約など一般消費材マーケティングとは一線を画すものです。

とはいえ標準的なマーケティングプロセスは考えを整理するうえではやはり有用です。

どんな市場で、誰に対して、どのような価値を提供するのか?

セグメント設定、ターゲット設定、ポジショニング設定です。

全体的なマーケティングプランニングでも当然用いられるSTP分析ですが、実行プランでも同様です。

基本的なお作法を学べば幅広く応用することが出来るようになるでしょう。