今年の国内主要製薬企業の2021年4~9月期決算が報告されました。

昨年の国内主要製薬企業7社の4~9月期決算は、18社中8社が減収、10社が営業減益、2社が営業赤字、前年同期売上高は5%減、営業利益は13.4%減でした。

今年の国内主要製薬企業7社の4~9月期決算では、売上高は前年同期比10.9%増、営業利益32.7%増と回復の兆しを見せています。

しかし国内事業では6社(武田除く)で1.6%減とまだまだ厳しい状況が続いています。

経済性もさることながら少子高齢化による人口の減少は市場の縮小そのものを意味します。

特に気になるのが超過死亡です。

今年は例年になく大幅に超過死亡数が増えています。

全ての月で毎月1万人に近い数で前年より多くの方が亡くなっています。

コロナが原因であるのか、来年以降もこの傾向が継続するのかは不明ですが良い兆候ではないでしょう。