勝負では相手がいるいじょう自身がいかに万全であっても勝てるとは限りません。
自身の状態を相手が上回っていれば勝負には負けてしまいます。
つまり勝敗は相手と自分の相対的な関係によって決まるということです。
勝つためには相手を上回るポイントを的確に攻めることです。
裏返せば全体的には劣勢であっても確実に相手の弱点を攻めることが出来れば勝機はあると言えます。
全体市場ではなくニッチ市場やSTPによる市場細分化などを行うのはそのためです。
全体市場からでは顕在化していない相手の弱点が細分化により浮き上がってきます。
さらに自身の弱点を理解していれば防御し、先制攻撃することもできるはずです。
マトリクス分析によって競合製品の脆弱性を把握することで限られた経営原資であっても効率的かつ短期間で成果を上げる事ができるでしょう。