オンコロジー領域では一般に競合製品とされていても実際には厳格なインディケーションの違いから競合というより適応症例をいかに獲得するかが主眼になります。

また専門医と診療体制を有する医療機関が対象のためMRあたりの担当施設が少なく厳格なターゲティングは不要かもしれません。

しかしオンコロジー領域は順次適応拡大を図るためいずれ正面からの競合製品となる可能性があるでしょう。

適応拡大の際に競合製品はどこを中心に活動を展開するのか?先手を読みカウンターを撃つことが競争優位性につながります。

マトリクス表を見れば少なくとも現状では担当4施設に対して均等にリソースをかけることが理にかなったことではないと分かるでしょう。